Tamatebako garment lineスタート!新作ブラウス 【融合~Fusion~】販売のお知らせ 

新作ワンピース【原点~Origin~】に引き続き、Tamatebakoでは新しい試みの第二弾として、帯と洋服を融合させたブラウス【融合~Fusion~】をワンピースと同時の2020年11月7日(土)20時より発売いたします。

色は白と黒の2色をご用意いたしました。

このブラウスは、なんと!袖のデザインを変えることが出来るんですよ!

帯のカフスを外して着たり

更に、ブラウスのカフスを外すこともできます!

袖口のループがアクセントになって可愛いですね

そして更にそのループに帯のカフスを付けると、筒袖のような雰囲気になります。

帯の柄も色々ございます。是非オンラインショップをご覧ください。

「日本の伝統をもっと身近に。」

Tamatebakoは年齢、性別、国籍に関わらず、あらゆる人に日本の伝統をより身近に感じて頂けるよう、西陣織を用いたファッションアイテムを発信してまいりましたが、今後は着物や洋服の垣根を超えた、双方の融合となるデザインをご提案して参ります。

第一弾も間のワンピース【原点~Origin~】も是非ご覧ください♥

 

 

Tamatebako garment lineスタート!ワンピース【原点~Origin~】販売のお知らせ

Tamatebakoでは、この度新しい試みの第一弾として、着物と洋服の形の解釈と再構築をした新作ワンピース【原点~Origin~】を2020年11月7日(土)20時より発売いたします。

布を直線的に裁断し、同じ形を身に着ける人に合わせて着付ける着物と、布を曲線的に裁断し立体的に縫い合わせ、身体を美しく見せるシルエットに仕立て上げる洋服

着物と洋服の双方の特徴を再解釈し、エッセンスを抽出して構築してできたワンピース【原点~Origin~】

そのままストンと着て、身体の動きから生み出される生地のドレープの変化を楽しんだり

 

前身頃にあるベルトホールに帯ベルトを通してウエストをキュッと締める着こなしや

脇線に隠せるように配した江戸打ち紐を、引き出して前で結ぶ着こなし

そこに帯ベルトを付けた着こなし

そして、その江戸打ち紐を後ろで結んだ着こなし

その他にも工夫して様々な着こなしを楽しむことが出来ます。

「日本の伝統をもっと身近に。」

Tamatebakoは年齢、性別、国籍に関わらず、あらゆる人に日本の伝統をより身近に感じて頂けるよう、西陣織を用いたファッションアイテムを発信してまいりましたが、今後は着物や洋服の垣根を超えた、双方の融合となるデザインをご提案して参ります。

第二弾も間もなく発表となります!是非ご覧ください♥

 

 

「粋なのに、ちょうど良い」サコッシュ できました。

こんにちは! TamatebakoのMihoです。

前回の高島屋横浜店でのPOP-UP STOREで先行販売した西陣織サコッシュが、

この度オンラインストアにて販売スタートいたしました!

 

 

POP-UP先行販売やオンラインストアで購入していただいた方から

ちょうど良い!

と、とてもご好評をいただいているこちらのサコッシュ。

 

Tamatebakoが掲げる

日本の伝統を、もっと身近に。

を実現させるため、今までの商品よりも日常的に使っていただきやすい

軽量・コンパクト・機能的かつカジュアルで”粋”なデザインの

「ちょうど良いアイテム」を一番に考えて辿り着いたのが、この西陣織サコッシュでした。

 

■西陣織サコッシュ 5つの「ちょうど良い」

 
①サイズ感

 

 

高さ20cm、幅15cm、マチ2.5cmと、

大きすぎず小さすぎないサイズ。

 

考案当初はもう一回り大きいサイズで考えていましたが、

肩から下げた時や斜めがけした時にも邪魔にならずすっきりとした印象にする為、改良を重ね 今のサイズに落ち着きました。

 

小柄な女性から男性まで幅広い方が使いやすいコンパクトさ。

 
②収納力

 

見た目は薄くてさらっと持てる大きさなのに、

意外と物が入る!を追求した結果、

辿り着いたのがマチ2.5cm。

 

いや、でも全然物入らなさそうじゃない…?

と思ったそんなあなた。これだけ物が入ります。

 

 

こちら私の私物なのですが、コンパクトな

お財布にiPhone、鍵、化粧品など。

このくらいだったら余裕〜で入ります。

 

私の女子力が無さすぎてハンカチーフを持ち歩かないのですが、

これにハンカチだったり絆創膏だったりお薬だったりも追加で入れられますよ!

 

薄いポータブル充電器とかも入ります。

 

 

こちらはメンズの持ち物。

男性の方って持ち物とても少ないですよね。

 

おそらく男性の必需品ほぼこのサコッシュに

入っちゃうんじゃないでしょうか。

 

写真の持ち物意外にも目薬・名刺なども入れられます。

 

 

そして内ポケットも1つついています!

スマホや鍵、チケット、リップなど、

良く使う小さい物をスッと入れるのに

ちょうど良い具合のポケット。

 

これがあるのとないのとでは全然違います。

 

③丈夫さ

 

 

西陣織サコッシュのストラップに採用しているのは「真田紐」。

 

Tamatebakoを既にご存知の方は何度か聞いたことがあるかもしれないですが、他のTamatebakoアイテムであるオビスチェ帯ベルトなどにも、この真田紐を使用しています。

 

 

真田紐は、武士や忍びが使っていた紐で、

機能性とデザイン性に優れた紐です。

 

紐と言っても真田紐は縦糸と横糸を

機(はた)で織っている織物の一種である為、

とても丈夫結びやすく伸びにくいのが特徴です。

 

そのため、

どこかにひっかけてしまっても破れにくく

長さ調節のために結んだりしてもあとがつきにくいのです。

 

 

また、サコッシュ本体の背面には本革を使用しました。

 

帯と異素材を合わせたバッグを出すのは今回が初めて。

なぜ今回帯と革をドッキングさせたかと言うと、

西陣織の帯は絹糸で織られた生地なので

全面を西陣織の帯で四角く角張った形のバッグにすると、どうしても角が弱く、ほつれや擦り切れの原因になってしまいます。

 

そこで前面のみを帯にし、その他の面を全て牛革にすることで、様々なシーンにも気軽に持っていける丈夫さをプラスしました。

 

革を使うと言っても、あまりにもたくさんの種類があるなか、

Tamatebakoでは牛のクローム鞣し、しぼ出し、顔料仕上げのソフトレザー

を採用することにしました。

 

この革の主な特徴としては、

丈夫で傷がつきにくく目立ちにくいのに、

比較的柔らかく手の馴染みが良い

加えて革の色移りがほとんどない上に

高価すぎないため、

非常にバランスのとれた「ちょうど良い」革です。

 

次項で具体的に書く予定ですが、

いかに価格を抑えつつ良い品質を実現できるか

と考えた時にまさにぴったりな革でした。

 

④プライス

 

日本の伝統織物の魅力をたくさんの方に知っていただきたいという思いから始まったTamatebakoの新アイテム考案の際に、

普段使いしやすいデザインと機能性の他に、

お求めやすい価格で提供する

ということも重要な項目として考えていました。

 

品質が高くて価格も高い商品や、

“ブランド力”で高い商品、

デザインが複雑で高価な商品、

とにかく安いだけの商品、

大量生産・大量消費・大量廃棄される商品。

 

世の中にはたくさんの物で溢れているけれど、

そんな中でTamatebakoの存在意義ってなんだろうと考えた時に、

 

自分のルーツやアイデンティティとしての「日本」に改めてときめける気持ちもお届けできるブランドになろう!

と考えました。

 

 

そのときめきを、なるべく若い方も含めた多くの方に感じていただけるように、

作業効率やサコッシュに使用する素材の品質と価格のバランス、市場に出回っているあらゆるサコッシュ製品の価格帯などを吟味し、

今回の西陣織サコッシュの価格に落ち着きました。

 

 

他社にはないデザインに加え、本革を使用、内ポケット付きで、破けにくく強いストラップを採用し、今回この価格でご提供できたことで

Tamatebakoの理念を一番よく表現できたアイテムになったと思っています。

 

⑤デザイン

 

サイズ感とか機能面とか価格とか散々話してきましたが、結局のところデザインが超イケてます。

 

セールスポイントはたくさんあるのでたくさん喋っちゃいましたが、

ファッションってやっぱり

素敵!かっこいい!この雰囲気タイプ!

っていう気持ちが一番大事だと思うんです。

 

 

今回使用した西陣織の帯は、

一見シンプルな黒色や白色に様々な「寿」の漢字が織られたもの。

 

今までのアイテムに使用してきた帯とは一風変わった漢字のグラフィックが、

程よく和を感じさせつつもアーバンなデザインとなり、

浴衣や、麻や紬などのカジュアルな着物といった和服にはもちろん、

ちょっとしたお出かけの際の普段着にも合わせていただけます。

 

サコッシュの形自体もスクエア型にし、シャープな印象に。

 

年代・性別を選ばないユニセックスなデザインですので、カップルやご夫婦でシェアしてお使いいただくのもおすすめです!!

 

 

気になった方は、前回より帯の柄や革の種類も

増やして販売しておりますので、

ぜひぜひオンラインストアも覗いてみてください!

西陣織サコッシュ

 

 

今回じっくりとひとつの商品についてお話しましたが、

文章長すぎてもな…と思い、あくまでサコッシュに関する

ことだけでまとめました。

 

今後は、西陣織について、着物と帯の歴史、

真田紐について、日本の革加工技術について、

職人さん紹介コーナー  などなど

ちょっとしたコラムのようなブログから、

 

Tamatebakoの思想・理念や、

Tamatebakoが現在どんな規模で製作・販売しているのか、

スタッフをはじめTamatebako製品を支えていただいている方々の紹介、

などなどなど…

 

しっかりブログでお伝えしていきたいと思っておりますので、

思い出したときに覗きに来ていただけたらとっても嬉しいです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

Tamatebako  Miho

How to wear 帯ベルト・オビスチェ

こんにちは!

緊急事態宣言が解除され、まだまだ気は抜けませんがコロナ禍にも収束の兆しが見えてきましたね。なかなか明るいニュースも少なく鬱屈とした日々でしたが、緊急事態宣言の解除で一筋の光がさしたような、そんな気持ちになりました。 皆様はいかがお過ごしでしょうか。

春らしい格好をせずに3月〜5月が過ぎ去ってしまい(私は夕暮れ時に涼しげに服を着られる春が大好きですので、悲しいかぎりです…)徐々に気温も上がって薄着をする機会も増えました。カーディガンやパーカーなどの羽織りものや、デザイン性に富んだ長袖のシャツや薄手のセーターなどを着ることのできる春に比べると、どうしても快適さを重視して見た目がシンプルになってしまいますよね。

本日はそんな単調な格好になってしまいがちの夏の装いにもアクセントとして最適な「帯ベルト」と「オビスチェ」の着用方法とスタイリング例をご紹介したいと思います。

(夏向けとお話しているのに長袖での写真でごめんなさい!)

■帯ベルト編■

①ベルトの中心をウエストに当てる

②ベルトの穴に紐を通す

③ウエストに合わせて紐を絞ったら前に持ってくる

④左の紐を上に、右の紐を下に

⑤そのままひと結び

⑥上に出てきた紐を反対側に返して輪っかを作る

⑦もう一方の紐を下から持ってきて輪の上から通す

⑧きつく結び、完成

プレビュー(新しいタブで開く)

■オビスチェ編■

①ビスチェに袖を通す

②ビスチェの右側を下に、左側を上にし交差させる

③紐を後ろへ回し、絞り、再度前へ

④紐は蝶々結びで、完成!

帯ベルトもオビスチェも、普段お召しになっている服の上から着用していただくだけで、今までとは全く違った雰囲気のスタイリングとなります。真夏になると汗をかくし、着るたびに洗濯しなければいけないからシャツにはお金はかけられない…でもオシャレに見せたい、そんな方にもオススメです。

次のページでは、帯ベルト・オビスチェを使った夏のスタイリングサンプルをいくつかご紹介します。